
2011年10月22日
Fの悲劇【J特】
読書の秋ということで、
横浜フリューゲルスは
なぜ
”消滅”したか。
Fの悲劇
こんな本を読みました。
出資会社の佐藤工業の経営不振からJリーグチームを持ち続けることが難しくなり、年末に解散が報道されたこと、その後、天皇杯で優勝を成し遂げた、ということはJリーグファンならずとも、ご存知かと思います。
この本では、なぜ、解散が決まり、解散まで、どのような経緯をたどったかが、書かれています。
幸いにも筆者がその当時予測したような「Jリーグの崩壊」には至りませんでした。
しかし、今現在はどうかというと、今日も水戸ホーリーホックがJリーグから借りた借金を返済して、チーム存続が可能になったとの報道を新聞で読みました。
出資会社からの補填なしで経営が成り立つチームは多くありません。
今現在も安泰ということでは決してありません。
そして、本当に解散となると、こんなことが起きるんだ、ということがこの本を読んで判りました。
まさに「Fの悲劇」です。
時代劇ドラマ「水戸黄門」はいったん無くなっても、いずれ再開することは可能です。
Jリーグチームは一度解散すると二度と復活することはありません。
この本は日ごろからスタジアムへ足を運ぶサポーターのかたよりも、Jリーグチームを持つ地元のかたで普段はそのチームにさほど関心の無いかたに読んでいただきたいと思いました。
お読みになる場合は、古い本なので古書販売からの購入、もしくは図書館での貸し出し(蔵書していれば)のどちらかとなります。
ちなみにつくば中央図書館には蔵書しています。
ネットによる古書販売はこちら
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Posted by スポルティーバフリーク柳沢です。 at 11:38│Comments(0)
│水戸ホーリーホック